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庭の猫をIoTで検出する(①構想編)

猫とクリーンでスマートな暮らし」を実現するため、弊社の技術力を生かして「レフィ庭」をIoT化していきます。

第一歩として庭に時々出没する猫ちゃんを検出し、行動パターンを可視化できるようにしたいと考えています。

今回は、猫を技術的なアプローチで検出する手法の構想を練ってみます。


1、人感センサを応用する

人感センサというと、焦電型赤外線センサが一般的かと思います。熱を持った物体(人間)がセンサの検出範囲を移動することにより、センサに入射する赤外線の量が変化します。変化をキャッチすることで人間を検出します。

熱を持った物体でしたら反応しますので、猫に応用することも可能ではないでしょうか。


しかし、欠点として「人間を検出してしまう」というものがあります。

人感センサなので当然ですが、この庭は時々人が通過する想定ですので、猫と誤検出してしまうと思います。



2、光電センサを用いる

猫が行動する通路に光電センサを取り付け、そこを通過するたびに光が途切れますので検出可能です。

しかし、人感センサ同様人間も検出してしまいます。



3、猫にGPSを付ける

いっそのこと、猫にGPSを取り付ければ常時どこにいるのか監視することができます。

都会の猫の行動はどのようなものなのか気になりますね。


しかし、猫自身にストレスがかかって癒されないのでNGです。



4、カメラで撮影して画像解析する

庭をカメラで撮影し、撮影した画像を解析することで猫を検出します。

これなら猫にストレスがかかることも、人間を猫と誤検出してしまうこともなくなるでしょう。


先日の記事でもお伝えした通り、将来的に「猫に猫耳」プロジェクト、「自動ねこじゃらし」プロジェクトが控えていることもあり、画像解析の技術は必須といえます。


ということで、猫検出には「カメラで撮影して画像解析する」を採用します。


具体的な実装として、OpenCVなどを用いた機械学習的な手法や、ディープラーニングを用いた手法が考えられるかと思います。


次回は、具体的な実装を掘り下げていきます。



レフィクシアでは、IoT端末の開発を行っています。

受託開発、共同開発などのご相談はこちらまでお願いいたします。

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